登山のなかで 5年生 奥蓼科林間学校
A 「○○先生、私、登山は苦手なんだ。」
教 「そうなの。どんなところが?」
A 「細い道はこわいし、すべりそうだし、長く歩くのはつらいし…」
教 「でもさ、さっきから見ているけど、Aさんはとっても上手に歩けていると思うよ。
もしこわいなって道があったら、私が足を置いたところをまねをしてごらん。
きっと大丈夫だから。」
A 「絶対に置いていかないでね…」
5時間後。
A 「○○先生、私さ、登山好きになったかもしれない。もう大丈夫。」
教 「私は最初から、そうなるって思ってたよ。うふふ。」
A 「Bちゃん、大丈夫?もしよかったら、私が足を置いたところ、まねをしてついてきてみて。
一緒に登ろう!」
8時間の登山のなかで、子どもたちの成長を目の当たりにすることが多々あります。