桐朋学園小学校創立60周年記念式典・演奏会
先週の金曜日は学校の60周年を祝う日でした。
記念式典では、片岡先生のお話のあと、後藤先生が写真をスクリーンで見せながら、学校の60年を振り返りました。
60年という長い時間ですから、初めの写真が白黒だったように、もちろん多くのものが変わりました。
でも、遠泳や1年生送りといった、変わらないものもたくさんありましたね。
桐朋学園小学校に通う子どもたちの笑顔も変わらないのだと思いました。
きっと、写真には写らないけれど、変わらず在り続けているものがあるんじゃないかな。
みんなはどう思いますか。
後半は記念演奏会。
NHK交響楽団のメンバーが、この日のための特別編成で素晴らしい音楽を聞かせてくれました。
美しい音色を響かせるだけでなく、みんなへのお祝いのために、たくさんの工夫をしてくださった演奏会でしたね。
楽器とは思えないものまで楽器となり、それが曲に見事に調和することに驚きました。
前半の低学年の演奏会では、「星に願い」を伴奏してくださり、いつも以上にみんなの歌声がやわらかに聞こえ、講堂が温かな雰囲気に包まれました。
後半の高学年の演奏会では、急遽プログラムを変更し、予定にない曲の演奏もあり、時間をめいっぱい使った贅沢な会でした。
本校の60周年のお祝いにぴったりの、優雅で、豊かで、やさしさに満ちた時間でした。
演奏してくださったNHK交響楽団のメンバーの皆様、どうもありがとうございました。
60年前にこの学校ができたことで、60年後の今、君たちと会うことができました。
そのことを思うと、もう一度、心から、おめでとうと言いたくなります。