舞台袖の・幕の裏の・会場の後ろの力持ち 発表会 5年生
今日は1・3・5年生が劇の発表をする発表会でした。
残念ながら、学級閉鎖が長引いてしまった5年1組は、後日に発表が延期となりましたが、5クラスが発表を行いました。
それぞれの物語が、時に思い切り、時に丁寧に演じられる中で、子どもたちひとりひとりの良さが垣間見えたように思います。
自分では無いものを演じているのに、その子自身がにじんでくる。
劇の面白さ、良さを感じました。
ひとつずつの劇の素晴らしさは、また後日、伝えられたらと思います。
今日は、観客席からは見えない子どもたちの一所懸命さを伝えたいと思います。
特に、5年生の劇では、子どもたちは役者としてだけでなく、劇の完成に向け様々な役を担います。
それは台本作りから始まります。
既成の台本は使わず、子どもたちが物語を紡いでいくのです。
今日の5年2組の心温かな劇、その裏側では、場面転換をスムーズにするために、常に子どもたちが道具を手に動いていました。
幕の開け閉めも子どもたちが担います。
場面場面で効果的に使われた音響、劇の雰囲気を創り出した照明、それらの操作も子どもたちが行いました。
劇を完成させるためには多くの役目があり、それらがひとつになることで見る人の心を動かすことができる。
頭では分かっていたことですが、今日の子どもたちの姿が改めて教えてくれたように思います。