雪と子どもたち
臨時休校の翌日、学校にはまだ雪が多く残っていました。
朝早くから教員室に勢いよく入ってくる子どもたち。
「グラウンド、赤だけど、遊んでいい!?雪遊びしたい!!」
赤いマークはグラウンド使用禁止の合図。雨の日などに出る合図です。
「ちょっと待ってて。朝の会で担任の先生の話しを聞いてからね。」
「早く遊びたーい!」
雪は子どもたちをひきつけます。
そして、子どもたちを笑顔にします。
太陽の光が白い雪にはねかえり、子どもたちの笑顔を照らしていました。
かわいい雪だるまも、作りかけのかまくらも、もうしばらくで溶けてなくなってしまうでしょう。
でも、雪で遊んだわくわくした気持ちは、心のどこかで覚えていてほしいなと思います。