人々を守る方たちの思い 4年生 消防署見学
4年生は昨日、学校の近くにある立川消防署国立出張所見学に行きました。
ポンプ車や連絡室や事務室、仮眠室などを見学しました。
その中で、若い消防士の方が、仕事に就いたきっかけについて話してくださいました。
「まだ将来何をしようか決められなかった大学生のとき、東日本大震災があり、ボランティアに行きました。
とても大変な現場のなかで、人々を助けている消防士の姿を見て、自分も人を助ける仕事をしようと思い、
この仕事に就くことを決めました。」
最後には、ベテランの消防士の方もこんなお話をしてくださいました。
「火のなかに向かっていくのが怖いか、という質問がありました。
それは、怖いです。
みんながすぐにでも逃げたくなる場所に、逆に向かっていくのだから、やっぱり怖いです。
でも、それができるように、今日話した訓練や点検をいつも繰り返しています。」
社会科見学は、社会の実際の現場に行き、見て学びます。
それだけでなく、社会で働く大人の方の話を聞き、気持ちを知ることが、何よりの学習なのだと思いました。