戦争の記憶を聞く
3年生・4年生の社会科の授業では、「戦争の記憶を聞く」という授業が行われました。
夏休みに、自分にとって身近な人の戦争体験を聞き、それを作文にするという特別課題が出されました。
やりたいという気持ちだけでできる課題ではありませんし、何より話してくださる方の気持ちを考えることが大切です。
難しい課題でしたが、それぞれのクラスで数人ずつの子どもが提出しました。
今日は発表です。
作文で読まれる話は、つらく苦しく、時に耳をふさぎたくなるような残酷な場面もありました。
でも、それは、目の前に立つクラスメイトのおじいさん、おばあさん、親族の方が実際に経験した本当にあったことです。
「『戦争を二度と起こさないために、まずできることは、戦争のことを知ることだから。』そう言っておばさんはつらい話をしてくれました。『ほかの人にも伝えてね。』」
ある子どもの作文に書かれていたことです。
子どもたちは今日の授業を経て、何を考えたでしょうか。
また、私たちには何ができるでしょうか。
子どもたちに問いをゆだねる前に、まずは自分がやらねばならないことを考えていきたいと思います。