いざ山へ 5年生 奥蓼科林間学校①
先週の6年生の臨海学校に続いて、今週は5年生が山へと出発しました。
目的地は八ヶ岳。2640メートルの東天狗岳の登頂を目指します。
初日、バスの車内は、レク係が考えたゲームで盛り上がります。
よく練られた難解なクイズの答えが分かったことがうれしくて、思わず手を挙げて答えてしまいました。
「先生、おとなげなーい!」おっしゃる通りです。
3泊4日お世話になる唐澤鉱泉は、山の中腹にある一軒宿です。
昼食をとるために入った食堂には、いたるところにドライフラワーが飾られていました。
初日は山の気候に慣れるため、のんびり遊ぶ時間をとりました。
宿の前に流れる川に足をつけると、「ひゃっ!」冷たさに思わず声があがります。
2日目は足慣らしの日です。
ただし、この日は天候が不安定だったために、当初の計画より短いコースをとりました。
それでも途中で雨に降られました。
急いでレインスーツを着ます。これも大切な練習。
山の天気は変わりやすいですから、それに合わせて迅速に衣類を整えることが大切です。
夜は、明日の登山を助けてくれるガイドの方が山の魅力について話してくれました。
山の植物、生き物のこと、登山に向け気持ちが高まってきます。
「大切なことは、『ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために』だよ。」
子どもたちは大きくうなずきました。いよいよ明日は、天狗岳にいどみます。(7月25日・26日)