6月の終わりに桐の庭にある水田で5年生が田植えを行いました。
裸足になって、近くの農家の方から分けていただいた稲の苗を手にとり、水田に足を踏み入れます。
「ひゃあ!」
やわらかい土の感触に、思わず声がもれます。
「くすぐったい。」
沈み込んでいく土が足のうらをくすぐります。
陽の光にあたためられ、ぬるくなった水田の水に手を入れて、慎重に苗を植えていきます。
思うようには苗が立たず、もう一度やってみます。
まっすぐに植えていくために立てた竿の先にシオカラトンボが止まりました。
水田に苗が並びました。
桐の庭の夏の風景です。
大きく育ちますように。